制作風景

作業をする父の手

地元の素材を使い、ひとつひとつ手作業でモノ作りをしています。

どんな作品にするか考える

木工品の材料

まず、どんな作品を作るか考えます。作る作品によって材料を決めていきます。例えば、竹だったら竹の途中(節や節間の部分)を使うのか?それとも根っこがついている部分を使うのか?木材だったら何色の木材を使うのか?形をどうするのか? なるべく自然の形や色を活かしながら決めていきます。

大まかな形を作る

ノミ、カンナ

ノミ、カンナ、小刀等で粗削りして大まかな形を作ります。

丸太の心材

丸太の周辺(辺材)を削っていくと中心に近い部分(心材)は濃い色が現れます。

サンドペーパーで磨く

使い古したサンドペーパー

大まかな形が出来たらサンドペーパーで磨いていきます。サンドペーパーの番手の小さいものから次第に大きな番手で磨いていきます。

研磨して艶が出てきた木材

使い古したサンドペーパーをとっておき、丁寧に研磨すると木目に艶が出てきます。

仕上げ

仕上げ塗装を終えた木工品

仕上げに塗装します。(素材によっては塗装しません。)塗装は油性塗料よりもラッカー系の塗料を使うことが多いです。塗装が終わり乾燥したら布等で更に磨きます。塗装の凹凸を磨いて艶が出てきたら完成です。